毎年春は社会保険料の見直しが行われる時期となっています。そこで、今回は平成26年3月分からの健康保険料率と介護保険料率、平成26年5月より実施が予定されている被扶養者資格再確認についてとり上げましょう。

1.平成26年3月分からの健康保険料率と介護保険料率

全国健康保険協会(以下、「協会けんぽ」という)では、原則として毎年3月(4月末納付分)に健康保険料率・介護保険料率の見直しを行っていますが、平成26年3月からの健康保険料率については、事業主や被保険者への影響を考慮し、据え置きとなることが決定しました。一方、介護保険料率については1.55%から1.72%に引き上げられますので、給与計算の際に、変更をし、控除誤りのないように注意してください。なお、健康保険組合については健康保険料率・介護保険料率ともに見直しが行われているケースもありますので、加入している組合にご確認ください。

2.平成26年5月より実施が予定されている被扶養者資格再確認

協会けんぽでは、毎年一定の時期に健康保険の被扶養者になっている人が引き続き被扶養者の要件に該当しているか否かの確認を行っています。平成26年度についても平成25年度に引き続きこの健康保険被扶養者資格の再確認が実施される予定(5月から7月の期間)になっています。

この再確認の実施目的は、要件に該当しない被扶養者により、医療費および高齢者の医療費への拠出金が不当に高くなることで、保険料が増加することの防止にあります。この機会に被扶養者の要件に該当しているかをしっかり確認しておきましょう。特に4月は進学・就職の時期となり、被扶養者状況が変更になるタイミングです。被扶養者資格再確認に先がけ、従業員に変更がある場合には申し出るように案内をしておくとよいでしょう。

■参考リンク
全国健康保険協会「平成26年度の健康保険料率は据え置きますが介護保険料率が上がります」

http://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat330/sb3130/h26/260220

全国健康保険協会「事業主・加入者のみなさまへ「平成25年度被扶養者資格の再確認にご協力ありがとうございました」」

http://www.kyoukaikenpo.or.jp/home/g5/cat590/251205001

※文書作成日時点での法令に基づく内容となっております。