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インターンシップはオンライン開催にすべき?

2021.06.20

人事 採用

日頃より大変お世話になっております。
中小企業サポートセンター/採用コンサルタントの田中です。

6月に入りいよいよ、2023年卒向けのインターンシップ活動が本格的にスタートしました。各エリアでは、大手採用ナビサイト主催の合同説明会も始まり、インターンシップに参加する学生・運営する企業は慌ただしく動いている頃だと思います。

今回は、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、急激に進んだ採用活動のオンライン化の中で、インターンシップのオンライン化についてご紹介していきます。

オンライン(WEB)インターンシップについて具体的にどれくらいの企業が取り組み、どれくらいの学生が参加しているのか、また、実際に参加する学生はオンラインインターンシップのプログラムについてどのように感じ、どのような考えを持って参加しているのかまでお伝えしていきたいと思います。

インターンシップのオンライン化はどれほど進んでいる?

株式会社マイナビが2021年2月に行った、2022年3月卒業予定の全国の大学生、大学院生(のべ3,599名)を対象にした「マイナビ 2022年卒大学生 広報活動開始前の活動調査 ※1」の結果では、2022年卒の学生のうち、インターンシップに参加した学生の割合は84.5%で2021年卒と比べてもほぼ横ばいという結果となりました。

学生が企業のインターンシップに参加を表明することとなる、平均応募社数は9.4社となり、2021年卒の調査と比較すると1.7社の増加、そして平均参加社数は5.1社でこちらも0.2社の増加となりました。

インターンシップに参加した学生のうち、約半数の学生が5社以上のインターンシップに参加しており、学生が積極的にインターンシップに参加し、活用していることが読みとれます。

では、なぜ前年度よりもインターンシップ参加応募をする社数が増えたのか?その一因にはきっとインターンシップ活動のオンライン化が影響しているのではないかと思います。

実際に企業のインターンシップに参加した学生のアンケート結果では、インターンシップの開催形式についてのデータも出ており、95%の学生がオンライン形式(WEB開催)のインターンシップに参加したことがあると回答しています。また、33.9%の学生はオンライン形式(WEB開催)のインターンシップのみに参加したとも回答しているのです。

およそ3人に1人の割合の学生が、インターンシップにはWEBでしか参加していなかったということになります。

それだけ企業のインターンシップのオンライン化/WEB化が進んでいたのが2022卒向けのインターンシップの特徴と言えます。

※1 マイナビ 2022年卒大学生 広報活動開始前の活動調査

対面形式の方がいい?開催形式別で学生が抱いている印象

では、実際にオンラインインターンシップに参加した学生と、対面形式(オフライン)でのインターンシップに参加した学生とでは、インターンシッププログラムそのものや企業に対してどのようなことを感じたのでしょうか?

同じくマイナビの2022年卒大学生 広報活動開始前の活動調査では、それぞれの開催形式のインターンシップに参加してよかった/いい印象を持った理由を挙げています。

オンライン・対面形式ともに良い印象を抱いた理由としてのトップは“業界・企業・職種に対する理解が深まったから”でした。こちらはインターンシップに参加する大きな目的の一つでもあり、結果に出ている通り、オンライン形式での開催になっても問題なく学生に伝えることができているのです。

オンライン形式になって印象が下がってしまっている、対面形式のほうがいい印象を与えられていることは、“社員の人柄に魅力を感じた”“ビジネスマナーが身についた””仕事・働くことへの意欲が高まったから”や、“社員と交流ができた””周りの学生と交流ができた”などといった、企業そのものが与える印象であったり、人との関わりの部分が多く、こうした企業風土やヒトの良さを伝えたい場合には、まだまだ対面形式の方が伝わりやすいといった面があるのです。

インターンシップと一口に言っても、業界や企業、仕事内容を理解するためのライトな1Dayインターンシップから、学生の成長や意欲・モチベーションあっぷにつなげ、最終的に選考活動や入社へつなげるためのプログラムなど、目的は様々です。

自社では、自社の魅力にはどういったものがあり、インターンシップに取り組むことでどういった結果を求めていますか?

そのプログラムを通して、参加した学生にどういった印象を持ってもらいたいのか、ゴールはどこなのか、ということをしっかりと見極めて、インターンシップをオンライン化するのかを決めていくようにしましょう。

オンラインインターンシップはこんな企業・プログラムにおすすめ!

では、結局どんなプログラムや企業がインターンシップをオンラインで開催すべきなのでしょうか?

メリットを出しながら、お伝えしていきます。

●自社の採用活動につなげるために、インターンシップ時期から母集団を増やしたい!

まず出会いを最大化して、多くの学生にインターンシップに参加してもらいたい企業は、オンラインインターンシップの開催によって大きなメリットを享受できます。対面だとどうしても参加してくれる学生の層が地元周辺の学生に限られてしまうところが、オンライン開催にすることで、全国各地、言ってしまえば世界中どこからでも参加することができるようになります。

学生にとっても選択肢が広がりますので、対面で開催するだけでは出会えなかった学生に参加してもらえる可能性が大きくなります。

●プログラムと運営に自信あり!座学や就職活動に役立つ課題を提供することで学生の満足度を上げたい

すでに何年もインターンシップに取り組んでいる企業では、自社独自のプログラムや担当者のレベルも高い位置にあるのではないかと思います。そうした企業では、オンライン開催でも満足度は下がりにくい傾向にあります。オンラインで運営することで、コストを抑えることができるなども企業メリットもありますので、まずはオンラインで開催し、惹きつけできた人材に対面形式でのインターンシップへ招待するなど、戦略を練って全体スケジュールを構築してみましょう。

●業界シェアトップのBtoB企業や働く環境が◎まずは自社のことを広く知ってもらいたい

大学3年生で参加するインターンシップは、通常の就職活動の時期よりもBtoC企業や名の知れた大手企業へ希望が偏ってしまうものです。ネームバリューは大手に比べるとないけれど、働く環境には自信があったり、安定した業績を上げている企業は、まず広く学生に知ってもらうことが大切です。学生に知ってもらうための認知の段階に注力することと、参加のハードルを下げるオンラインインターンシップで企業の魅力をしっかり伝えるプログラムを構築してみましょう。

最後に

今回はインターンシップ活動のオンライン化/WEB化についてお伝えさせていただきました。
新型コロナウイルスの影響を受け、実際に多くの企業でオンライン形式のインターンシップを開催し、多くの学生もWEB上でインターンシップに参加していることは事実です。

ただオンライン化/WEB 化の波に乗らないといけない、または、波に乗れないからオンライン化は難しい、というだけの判断ではなく、自社の採用活動・インターンシップ活動をオンライン開催にすべきかどうか、どちらがメリットが大きいのかを正しく情報収集して検討し、判断したいものですね。

少しでもみなさまの新卒採用・インターンシップ活動の成功につながれば嬉しく思います。
さらに詳しく聞きたい、ご興味がある方はぜひお問い合わせくださいませ。

中小企業サポートセンター
田中

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