BLOG
読みもの
褒めるのがいいのか、叱るのがいいのか。
2022.04.08
日頃より大変お世話になっております。
中小企業サポートセンターの宮本です。
管理職研修の後に、管理職の方と話していると、新入社員や若手社員に対して、褒めるのがいいのか叱るのがいいのかという質問をよく受けます。
一概には言えませんが、
ある心理学者E.B. ハーロックの実験をご紹介いたします。
ハーロックは、
A:いつも褒める
B : いつも叱る
C : 褒めも叱りもしない
D : 統制群(普通の状態)
の4つの群を設定し、学習効果について調べました。
その結果、A>B>D>Cという結果がでました。
一方、数日が経つとBのいつも叱る群のみ学習効果が著しく低減しました。
上記から言えることは、職場においてもまずは褒めるのがいいということです。
また、C群のように放置するのはよくないということです。
しかしながら、褒めるといっても機能しなくては意味がありません。
望ましい行動を増やしたいわけですから、本人の人格ではなく、本人の行動を褒めるようしてあげると効果が高いでしょう。
(例えば「○○さんすごいね」よりは「○○さんのこういうところは素晴らしい!」等)。
労務に関するお悩みなど、弊社として何かしらお役に立てることがありましたら、お気軽にお問合せ下さい。
中小企業サポートセンター
宮本
関連記事
-
ハラスメントに配慮した伝え方
2021.06.15
-
コロナに関する補償について
2022.05.17
-
同一労働同一賃金によって人件費が高騰する?
2021.01.21
お問い合わせ
まずはお気軽にご相談ください
初めてで何もかもがわからない、どこまでやってくれるの?
分かりやすく丁寧にお答えいたします。