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確定拠出年金制度(401K)について
2022.06.20
こんにちは、中小企業サポートセンターの西岡です。
今日は確定拠出年金制度(401K)について考えたいと思います。
この制度は退職金を作る選択肢の一つであり、昨今国が最も推している制度です。
(弊社でももちろん導入していますし、推しています!)
従来型の年金制度との違い
従来型の年金制度はそのほとんどが確定「給付」年金であり、給付金額を約束した上でそれに必要な金額をその時々で支出するよう求めてきた(国民年金・厚生年金等はこれに当たります)でした。
今回の確定「拠出」年金は、時代の流れとともに給付を約束することが難しくなってきたことから、拠出額を約束して定額を拠出して給付額はその運用結果に基づいて決定される仕組みを言います。
厳しくも聞こえますが、これからの時代を生き抜いていくには一定レベルの金融リテラシーは必須であり、このあたりへの基本的な教育も含めて付加価値の高い制度だと考えています。
また、iDeCoをやっている方もどんどん増えている流れの中で会社としてこれを導入するとてもいいタイミングなのかとも思っています。
①給与として受けた後に貯金する
②iDeCo・つみたてNISAに拠出する
③会社の確定拠出年金で拠出する
同じ金額を出したとしても、実質的な成果は①より②、②より③のほうが高くなります。
①は社会保険料・税金の控除後、②は非課税ですが社会保険料は控除対象、③は非課税の上に社会保険料の適用からも拠出分は除外して算定しますので、単に貯蓄するとしてもその効果は高いものになります。
また、制度としては会社単位で導入しますが、選択制ですので「やりたくない人はやらなくていい」ところも大きなメリットです。
他にも様々なメリットのある制度ですので、ぜひ一度ご検討くださいませ。
中小企業サポートセンター
西岡
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