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許認可事業について
2022.07.15
こんにちは、中小企業サポートセンターの西岡です。
今日は許認可事業について確認していきましょう。
許認可事業について
許可・・・原則禁止されている行為について、要件を満たせば行政がそれを解除して行えるようにすること。
認可・・・行政が問題ないと認めればできる行為について、行政の同意を求めて行えるようにすること。
許可は「禁止行為です。ただし、行いたければ要件を満たして事前に許しを受けて下さい。」というもので、前提として禁止行為なのでこれがなければ罰則の対象にもなってきます。また、ルールに従わなければ許可の停止・剥奪等をされてしまうこともあり、事業運営に多大な弊害を与えてしまう可能性があります。
労働者派遣事業、建設業、運送業、飲食店、その他自動車の運転免許も許可になります。
認可は「やるなら言ってくださいね、守らなければならないルールがありますのでそれに従って下さい」というものですので、前提として禁止行為ではないため一般的に罰則等の対象にはなりませんが、法的効力の完成にはこれが必要とされるので無認可で行われたものは無効とされたりする可能性があります。
許可業も認可業もそれを取得したり維持したりするために必要な大前提は「コンプライアンス遵守の環境」であり、これがなければ事業の存続が危うくなるところですので、もちろん日々行われている会社さまがほとんどかと思いますが、許認可を持たれている若しくは新たに持とうとする会社さまにおかれましては、今一度ご確認頂く機会をとって頂ければと思います。
中小企業サポートセンター
西岡
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